2013年12月07日

13348 きんこんの会でのまーくんの言葉です

 第1585号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
                    2013年12月7日現在 参加者人数6322人
 「12/7昨日の宮ぷー」      
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宮ぷーとの指談を続けています。もちろんレッツチャットがあるから、誰も相手がい
ないときにも長い文章を書けるし、テレビも見れるし、ナースコールだって押せるの
です。だから、レッツチャットは宮ぷーの体の一部です。でも、お出かけの時やリハ
ビリのときには、スイッチがついている手袋を外すことも多くあります。そんなとき
には、あかさたなスキャンを使っていますが、もし指談が使えるようになれたらいい
なあと思うのです。宮ぷーは、右手がかなり動くようになりました。腕全体で動かし
てしまうので、大きな文字のお習字はかけても、小さな動きを最初はすることがむず
かしかったけど、ずいぶんそれも上手になってきました。小さな動きを練習する。こ
れもまた宮ぷーにとってはとても大切なリハビリですね。

先日のきんこんの会でのまーくんの言葉を、しげちゃんが送ってくださいました。今
回のきんこんの会からはみなさんの中から、しげちゃんと一緒に文字起こしをしても
いいよと言ってくださった方がしてくださったものも含まれていくそうです。
<引用ここまで>・・・・・
くりはらまさひろくん:
僕は栗原正篤ですが、僕は中途障害の人間なので、さきほどの方の話は本当に痛感し
ていることで、僕はサッカー少年として、なんの苦労もなく生きてきて、これはいつ
も言っていることですが、その僕がこんなふうに生きてきて、こんなふうにではなく
て、サッカー少年として生きてきて、突然こんな体になったとき、本当にこんな不幸
はないぐらいに思ったし、そのときの家族の姿が僕以上に不幸な感じだったので、本
当につらかったのですが、だんだんといろんなところで、生まれてからずっと障害を
抱えている人と出会う機会があると、その人たちは、みんな明るく生きているので、
おやと思ったことが何度もあります。

なぜ同じような状態にあるのに、あの人たちは希望を持っていて、僕たちは絶望して
いるのか、そのことを繰り返し繰り返し考えているうちに、どうやら僕たちの方が間
違っているというか、やはりいったん障害を受けてしまったショックで、ものが見え
なくなっているだけで、本当のものをもう一度、目を凝らして見れば、ちゃんと見え
てくるのだということが分かってきて、こうしていま僕は、みなさんといっしょの立
場に立って話ができるようになって、やはり人間というのは、すごいなということを
痛感しています。

僕もこの先生に会ったのは去年の今頃だったのですが、それまでは気持ちを伝えるこ
ともできないので、この人生どうなってくのか本当に不安でしたが、今は、もちろん
体をもっと軽くしてもらいたいですが、仮にこのままの状態が続くとしても、全く怖
くなくなったのは、みなさんのような人がしっかり前を歩いているので、僕は少し歳
が上だったり、元気だったりするのかもしれませんが、体がですが、体が元気だった
りするかもしれないのですが、みなさんのあとをしっかりついていけば、迷うことは
ないということと、僕みたいな立場の人間だったら、何が言えるのだろうということ
で、さきほどの方が、僕たちが学んだことをきちんと言うということが重要でしたか
ら、そのへんを含めて、僕たちはいろんなことをきちんと言っていかなくてはいけな
いなと思っています。

今日もたくさんの人がいるので、僕もこのあいだ、たくさん話をしたので、今日は、
みなさんの話に耳を傾ける側の方にまわりたいと思いますが、ひとつだけ付け加えさ
せていただきたいのは、僕は出生前診断については、自分があまりにも世俗的な人間
だったので、そのことについて、判断ができない人間の気持ちがよくわかっているの
で、僕がいまに世の中にはっきり言いたいことは、みんな、世の中の人はこういう場
をもっと見るべきだということです。

あまりにも勝手な考えで、障害というものを考えていたら、生まれてきてもみんな不
幸になるしかないと決めつけちゃってるけど、僕だってあのボールをけっているとき
に、障害のある子供のことが、どれだけ見えていたかというと、ほとんどまったく見
えていなかったに等しいので、あのときの僕がこう変われた理由は、こういう場所
で、みなさんに会えたからなので、こういう場所で、みなさんに会うことによって、
僕たちの考えを変えていかないかぎり、なかなか世俗的な人間の頭は変わらないと思
うので、どんどんと僕も含めて、世の中の人に、僕たちの生き様を見せていけば、世
の中も少しずつ気づいていくのではないかと思っていますが、そんなに悠長なことは
言っていられないので、やはりきちんと、言うべき人は、言わなくてはいけないと思
うのですが、僕のいまの立場から言うと、本当に変わるためには、やはりそういう場
所に、そういう人を連れ出さなければ難しいと思っているので、僕たちはがんばっ
て、このような僕たちの姿を社会に伝えていくことが、遠回りでも、どうしても必要
なことだと思います。

遠回りをしていてはいけないという人がこの中にはいらっしゃると思うので、ぜひそ
の方は、いまこのことをはっきり言わなくてはいけないということを言っていただき
たいと思います。
別に意見の違いではなくて、僕のいまの立場から、これは偽りなく言えるところを
言ったら、そこのところになりますので、でももう本当は、これは許せないというこ
とを言いたいのですが、僕の実感よりももっとはっきり実感を持って言える人にそれ
は、お任せした方がいいと思ったので、自分の実感は、やっぱり人はこういう僕たち
の姿をみないと、本当のところでは変わらないから、ぜひ僕たちは、僕たちの姿を
もっと世の中の人に伝えていくべきだと考えたということです。
以上です。あ、次の方によろしくお願いします。
(文字起こし:佐藤茂雄)
<引用ここまで>・・・・・

本当に、誰もが、みんな一生懸命にそしてその中で幸せに生きているのだということ
を、白雪姫プロジェクトで出会ったみなさんも伝えてくださっているなあと思いま
す。人の素晴らしいことのひとつは出会って変わっていくことができるということ。
そのために、人はいろいろなのかもしれません。多くの方が多くの方に出会うことで
本当に大切なことがわかっていくのですね。

「宇宙の約束」「僕のうしろに道はできる」の映画を撮ってくださった監督の岩崎靖
子ちゃんの新しい映画の初上映会が決まったそうです。
<引用ここから>・・・・・・
ハートオブミラクルでは、更に新しい映画のお披露目上映会に向けて
準備に大童です。
少し前に予告しました、新しい映画「日本一幸せな従業員をつくる」
来春初上映の日程が決まりました。今回は何と4ヶ所でやりますよ〜〜

2月22日(土) 愛知県・名古屋市 (アソシア志友館主催)
http://www.yonbunnoichi.net/kanrenevent/013825.php
3月23日(日) 大阪府・大阪市
http://www.yonbunnoichi.net/kanrenevent/013821.php
4月4日(金) 神奈川県・横浜市
http://www.yonbunnoichi.net/kanrenevent/013823.php
4月6日(日) 東京都・台東区
http://www.yonbunnoichi.net/kanrenevent/013822.php

上映受付も開始しました。4月7日以降上映していただけます。
http://www.yonbunnoichi.net/saishinnews/013824.php
お申込みお待ちしています〜〜
<引用ここまで>・・・・・・
とのこと。楽しみです。

かつこ

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Posted by ほこぴー at 08:59