2018年10月25日

18298 最後まで残されている聴くという力

第3367号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと
2018年10月25日現在 参加者人数6024人

このメルマガを初めて読まれる方へ
メルマガの生い立ちをこちらのページに書いていますので、ご参照ください。
http://ohanashi-daisuki.com/info/story.html


今日明日は阪根さんと野村てっちゃんと一緒に紅葉を楽しむ会です。
素敵な時間になると思います。また今度その様子をお伝えしますね。
けいすけさんが教えてくださったブログがあります。
(メールここから)・・・・
山元加津子さん
いつもお世話になっております。
先日、タマタマなんですが興味深いブログ(記事)を見つけましたのでご紹介致しま
す。
主とともにあゆむー高原剛一郎さんの10/16付けの記事なのですが、
植物状態と診断された患者に意識があることを世界で初めてデータによって実証し、
さらにはそうした患者と意思疎通することに世界で初めて成功した研究者の著書を紹
介されておりました。
真っ先にかっこちゃんの顔が浮んだのは言うまでもありません。
宜しければご参考までに・・。

「主とともにあゆむー高原剛一郎」さんのブログ http://blog.livedoor.jp/gt516/
・・・・・・・・
最後まで残されている聴くという力
http://blog.livedoor.jp/gt516/archives/52100935.html
10月16日火曜日

今日は午後から大阪市立大学附属病院に私たち夫婦と母を連れて行きました。
母が特に親しかった姉妹が、動脈瘤の手術の直後から容体が急変し、意識不明の状態
に陥り、厳しい状態にあると連絡が入ったからです。
耳には補聴器が入っていましたが、まぶたを閉じて、何か呻いておられるようでした。
ところが母が呼びかけると、次第にうめき声は鳴りをひそめ、穏やかな顔つきに変
わっていきました。
耳元で話しかけると、うっすらまぶたを開いたり返事のような声を出されたのでした。

実は昨晩、私は1冊の本を読んだばかりだったのです。
「生存する意識ー植物状態の患者と対話する」エイドリアン・オーウェン みすず書房

著者のオーウェンと言う人は、植物状態と診断された患者に意識があることを世界で
初めてデータによって実証し、さらにはそうした患者と意思疎通することに世界で初
めて成功した研究者です。
今日本の医療現場では、植物状態と言う言葉は使いませんが、本書に登場する言葉を
そのまま使いたいと思います。
この状態に陥ると、コミニュケーションをとることができません。
では意識があることをどうやって知ることができるのでしょう。
脳のスキャンを撮影するのです。

この状態になったケイトと言う名の女性患者に対して彼は脳の活動を調べてみたので
す。
彼女の目の前に家族や友人の顔写真を置いて、その時脳の活動がどうなってるのかを
スキャン装置で観察したのです。
すると彼女の目の前に顔写真を置いたときにのみ、人の顔に対して選択的に反応する
脳の紡錘状回と言われる部分が猛烈に反応したのです。
この発見はニュースとして世界中を駆け巡り、彼は一躍時の人となります。
しかし彼はその結果に飽きたらず、さらなる探求を推し進めていくのです。
詳しくは本書をお読みください。
結論を言いますと、彼は植物状態と診断された患者の約2割は、外部刺激に対して全
く応答しないにもかかわらず完全に意識があるということを立証するのです。
ネタバレになりますので書きませんが、ケイトの身の上にすごいことが起こるのです。

意識不明の状態になっても、聞くと言う能力は最後の最後まで残されているようです。
私はそのことを信じていましたが、科学的な実証データやエビデンスに触れることに
よって、ますます強くそれを確信するようになりました。
そして今日もその手ごたえを得ることができました。

ですからたとい意識不明の状態になっても、最後まで福音を語ることを諦めてはなり
ません。さて今週の金曜日はホテルニューオータニで月例の聖書講演会を行います。
夜7時からスタートします。
講演会などで、洋食か和食の食事に行っていただくことができます。
和食の方が新しく入った店で、とても期待できそうです。

今日は集会で、使徒の働き14章の分かち合いをします。
改めて読みながら、勇気づけられました。
パウロとバルナバがイコニオンで福音を語ったとき、街の人々は信じる人々と信じな
い人々の2つのグループに分かれてしまうのです。
信じた人たちはこの地に新たに誕生した集会の一員となりました。
しかし信じない人たちは、ただ信じないと言うだけではなく、敵愾心に燃えたのでし
た。興奮状態になって、ついにはパウロとバルナバを石打にして殺そうとまでしたの
でした。
パウロたちは別の場所に出て行き、そこで福音の宣教を続けました。 最近YouTube
動画を見てくださる方がたから大きな反響をいただいております。
しかしその中には、とても辛辣で怒りに満ちたメッセージもないわけではありません。
つくづく言葉を選んで語らなければならないと自らを戒める機会となりますが、正直
言ってあまり気持ちの良いものではありません。

しかしそれに倍する求道のお手紙や、信仰告白のお便りをいただくことが大きな励み
となっています。
本当に劇的な証が数多く綴られています。
しかし不思議です。
同じメッセージを聞いても、激怒する方と創造主なるキリストの前に首を垂れて祈り
を捧げる人に分かれるのですから。
福音は人を二分します。すべての人に喜ばれるメッセージを取り次ぐ事は、不可能で
す。
反対されたことに目を止めるのではなく、自分に対する神の道からずれていないかど
うかだけをとりながら前進するのみです。

反対はある意味で、無視できないメッセージとして響いていることの証であるかもし
れないからです。次の日曜日は、東住吉キリスト集会で福音メッセージを語ります。
午後3時半からです。
また来週は東京に参ります。
聖書の福音に関心をお持ちの方は大歓迎です。
急に寒くなりました。
どうぞ皆様、ご自愛ください。

「すると町の人々は二派に分かれ、一方はユダヤ人の側に、もう一方は使徒たちの側
についた。」使徒の働き14章4節
(メールここまで)・・・・

お月様がきれいですね。みんな世界のあちこちで日本のあちこちで、同じ月の下で生
きている。うれしいことです。

かつこ

~~~~~~~~~~~~~~
プロジェクトのページ(こちらでメルマガ登録=プロジェクト参加できます)
http://www.mag2.com/m/0001012961.html
携帯からは空メールを送れば登録できます。a0001012961@mobile.mag2.com
このメルマガは脳幹出血で倒れ、これまでの医学の常識では再起不能と思われていた
宮ぷーの病院での毎日を、親友の山元加津子が綴った日記からその一部を配信してい
ます。宮ぷーの願いは自分の経験を通して意思伝達装置のこと、リハビリのやり方を
工夫することで回復していくことをみんなにお知らせすること。その願いの実現に近
づくようにこのメルマガを広めることにお力を貸して下さい。お友達に転送お願いし
ます。詳しいことは、こちらのページをお読みください。
http://ohanashi-daisuki.com/info/story.html
(関連ページ)
宮ぷー レッツチャットで、今日もおはなし http://ameblo.jp/miyapu-ohanashi/
おはなしだいすき http://ohanashi-daisuki.com/
白雪姫プロジェクト http://shirayukihime-project.net/
~~~~~~~~~~~~~~
このメールに返信で感想を送れない場合は、以下のアドレスにお送りください。
hoshinohitotsu@bcb.bai.ne.jp$ (注記:最後の$マークを消して送信下さい)
携帯アドレスからこちらにメールを送る場合は、このアドレスからのメールを受け取
れるように設定をお願いします。
メルマガに載せることに支障があるときには、そのこともお伝えください。

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと
のバックナンバーはこちら
https://archives.mag2.com/0001012961/index.html?l=wia0f3fffa

◎宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと
の配信停止はこちら
https://www.mag2.com/m/0001012961.html?l=wia0f3fffa



Posted by ほこぴー at 15:27