2013年01月31日

13032 それぞれの壁を乗り越えて、歩いていこう

 第1274号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
                    2013年1月31日現在 参加者人数6567人
 「1/31 昨日の宮ぷー」      
このメルマガを初めて読まれる方へ 
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http://ohanashi-daisuki.com/info/story.html


 今日は金沢へ出張でした。それで、定時に終わっても、近いから、はやく宮ぷーの
ところに行けたのだけど、たくさんのバラをお友達にいただいたので、父の誕生日
だったのに何もできなかったから、バラを持って行ったり、それから、車椅子の空気
入れを買いに行ったりしました。宮ぷーにおみやげだよと空気入れを見せたら大喜び
していました。それなのに、私は空気を入れるのを、考えたらあまりしたことがなく
て、いったいどうしたらいいのかもわかりません。空気入れには4種類も口の部分が
ついています。これかなあとしていたら、なんとタイヤの空気がプシューと全部抜け
てしまって、あわてました。宮ぷーがスピーチカニューレをつけて、おしゃべりで応
援をしてくれている中、ようやっと説明書を読んで(最初から読めばいいのにね)わ
かって、タイヤに空気を入れられたのでした。これは、力がなくてもできるという足
で踏むタイプのもので、なんだか少しおしゃれなのでした。

こんともちゃんが本を送ってくださいました。
「あーちゃんの虹」林ともこ著をご紹介します。
http://www.amazon.co.jp/dp/4286134385
わたしたちの大切なお友達、こんともちゃんと明音ちゃんの御本です。明音ちゃん
は、2005年10月18日に生まれて、そして2011年12月4日に、お空へ旅立ちました。明
音ちゃんはあかねちゃんと読みます。真っ赤な夕焼けの夜に生まれて、そして、七色
の虹の日に旅立たれました。こんともちゃんが本につけてくださったお手紙です。

・・・・
かっこちゃん、明音といっしょに、一年かけて作り上げた本です。明音のいない世界
で生きてる意味がない。明音のとこへ行きたい、吐きそうな程泣いて書けないときも
ありました。でも、今、わたし、やっと一歩をふみ出せそうです。正直言うと、去年
はすごく無理してた。白雪姫の一員みたいな顔して、本当は、今、生きている人たち
のこと、心から応援したり、寄り添ったりできなかった。かっこちゃんに嫌われるの
がこわかった。本当にごめんね。かっこちゃん。私は今、身の回りの家族や友だち、
仲間の愛に包まれて、幸せで毎日泣いているの。私が今、すべきこと。できること、
本当に小さいこと、小さくても精一杯していくよ。私も勇者になれるかなあ。明音は
私にとって、世界一の勇者です。こんとも

・・・・

本にはあーちゃんの可愛い笑顔の写真がいっぱいで、あーちゃんが大好きなママやパ
パやおじいちゃんやおばあちゃんに囲まれて、懸命に生きてきた2236日の幸せがいっ
ぱいいっぱいつまっています。涙がいっぱいいっぱいこぼれます。でも、悲しい涙で
はなく、あーちゃん大好きと胸がいっぱいになる涙です。こんともちゃんは勇者だ
よ。あーちゃんは本当に世界一の勇者です。こんともちゃん、いつもいつも大好きだ
よ。勇気を出して、元気を出して書いてくださってありがとう。あーちゃんありがと
う。あーちゃんは雪絵ちゃんのようにこれからもずっとずっとわたしたちと一緒にい
て、きっといろいろなお仕事をしたり、お友達をつれてきてくれたりしてくれるんだ
ろうなあと思います。

カナダのゆきさんからメールをいただきました。星野ひとつさんが、お返事を書かれ
て、そのまま転送してくださったものを載せさせてくださいね。
・・・・
ゆきさん、初めまして。メルマガの配信をお手伝いさせて頂いている星野ひとつで
す。いつもメルマガを読んで下さってありがとうございます。そして今日はメールを
送って下さってありがとうございました。植物状態といわれている人たちも、表現で
きないだけで意識があるケースが多いという事実に、悲しみや恐れを感じる気持ちが
強くて、少しそこで立ち止まってしまわれたのですね。でも今は、それを越えて、沢
山の方に知って頂きたいと思って居られるのですね。そんな風に時間が必要な方も居
られるのですね。
こちらに送って戴いたメールはすべてかっこちゃんに転送しています。いつかカナダ
で上映できるといいですね。宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと 星野 ひとつ

…*…
かっこちゃんはじめまして!カナダに住んでいるゆきと申します。いつもかっこちゃ
んのメルマガやご著書からたくさんの勇気をいただいております。お忙しいかっこ
ちゃんにこうしてメールをお送りしてもいいのかなと迷ったのですが、やはりちょっ
と気になったので、書かせていただくことにしました ^^;先日の第1266号のメル
マガで、かっこちゃんは「ものすごく大きな怪物のような常識の壁」と書いていらっ
しゃいました。確かに、白雪姫プロジェクトに立ちはだかっているのは、常識という
壁かもしれません。でも、その奥には、みんなの「恐れ」の気持ちがあって、それこ
そが大きな大きな壁となっているように思うんです(なんて、わたしが言うまでもな
いのかもしれませんが^^;)。というのも、わたし自身、かっこちゃんの活動を応
援したくても、「恐れ」があまりに大き過ぎたときにはご著書を読み進めることがで
きなかったんです。

まず、この世にはこんなにもたくさん病気や障がいで苦しんでいる人たち、子どもた
ちがいるんだと知ることによって、悲しみや恐れで心がいっぱいいっぱいになってし
まったんです。そうなると、今度は自分や周りの人たちもそうなってしまうんじゃな
いかと不安になり始めて…わたしの場合、8年程前に最愛の息子(当時3歳)が交通
事故で頭に大けがを負い、あちらの世界に旅立っているのですが、事故の後3時間だ
け喉に管をつけて病院のベッドで治療を受けていた時間があったんです。あの時、息
子は痛い、苦しいと言えないだけで、本当はとっても痛かった、苦しかったんだな、
と思ったら、いたたまれなくなってしまって。でも、こうして現実としっかり向き
合って、恐れよりも愛の量が少しだけ上まったとき、今現在苦しんでいる人たちをサ
ポートしたいという気持ちになれるのですよね。

今お元気な方たちも、植物状態の方たちの苦しみを知ることによって、自分や周りの
人がそうなってしまったらという不安や恐れとまず対峙することになるのかもしれま
せん。お医者さんや看護されているご家族の方たちも、これまでの治療や看護方法を
否定されたような気持ちになって、不安になったり自分を責めたりする時間がもしか
したら必要なのかもしれませんね。みんな、そういう不安や恐れを乗り越えて、愛で
いっぱいになってこそ、プロジェクトのサポートに参加することができるのかもしれ
ないと思うと、少し時間がかかるのも仕方がないのかな、なんて思ったんです。なん
て、突然このようなメールをお送りし、わかったようなことをすみません!!カナダ
でお空の息子ともども、白雪姫プロジェクトを応援しています!!いつかカナダでも
宮ぷーの『僕のうしろに道はできる』を上映させていただけるといいなと願いつつ
☆ゆき
・・・・

ゆきさんありがとうございます。おっしゃること、よくわかります。私も宮ぷーと毎
日いながら、ときどきものすごく長いメールを書いてくれて、そんなときに、ああ、
宮ぷーは本当はこんなにいろんなことを考えているのに、普段は伝えられないんだと
そう思うだけで、眠れないほど泣いてしまうことが今もあります。あるいは、自分が
かかわらせていただいたお子さんのことや、それから、今、思いを伝えることのむず
かしいご家族の方からメールをいただくと、いてもたってもいられなくなります。と
きには、いろんな感情があまりに湧いてきたりもして、どうしていいかわからなくな
ることもあります。でも、やっぱり白雪姫プロジェクトを投げ出したり、後ろを向い
てしまわないのは、みなさんがいてくださるからということや、そして、もうひとつ
はゆきさんも書いておられる恐れよりも愛の方が、うわまってくるのかなと思いま
す。ゆきさん、カナダで応援してくださっていると思うと、すごくうれしくなりま
す。ありがとうございます。

かつこ

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Posted by ほこぴー at 08:18